Walive!インタビュー Vol.1 ゾフィー

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Walive!インタビュー
2017年2月12日

Vol.1 ゾフィー


結成した2014年から3年連続で「キングオブコント」準決勝進出を果たしながらも、事務所には所属せずフリーとして活躍するコント師、ゾフィー。 2月19日には彼らの第2回単独ライブ「おとなだろ」がユーロライブにて開催される。 今回Walive!では2人の知られざる過去や「ブラック」と呼ばれる彼らのコントへの解釈を聞いた。

zoffy

 

 

zoffy ゾフィー
2014年結成。
上田航平とサイトウナオキによるお笑いコンビ。 事務所無所属でありながら、キングオブコント2014、2015、2016と3年連続準決勝に進出。

 

上田航平(左)
1984年12月17日生まれ 神奈川県出身
慶應義塾大学法学部政治学科卒業
身長170㎝体重55㎏ 血液型0型
趣味:読書、剣道2段(上段の構え)

サイトウナオキ(右)
1980年3月26日生まれ 青森県出身
東奥義塾高校卒業
身長173㎝体重65㎏ 血液型0型
趣味:不動産探し
特技:スポーツ吹き矢

 

 

仲介かなと思って行ったら、「あ、俺なんだ」

 

──今日は謎多きゾフィーさんを少しでもひも解けたらと思います。

 

zoffy_ueda 謎めかすつもりはないんですけどね。

 

──ファンの方々が知りたがってますので。

 

zoffy_saito でもこんなに出待ちのいない芸人いないと思いますよ(笑)。

 

zoffy_ueda 「ファンですー!」って言ってくれればねえ。

 

zoffy_saito たまに差し入れでお菓子持って来てくれる人には「酒のほうがいい」って言いますしね。

 

zoffy_ueda そういうとこだよ(笑)。

 

一同  あははは(笑)。

 

──まずこれまでのことを伺いたいのですが。

 

zoffy_ueda はい、なんでも答えます。

 

──ではゾフィー結成までの経緯を教えてください。

 

zoffy_ueda ちょっとそれはNG……。

 

zoffy_saito なんでだよ(笑)。

 

zoffy_ueda もともと別々でやってたんですよ。サイトウが「あずう」ってコンビで、僕が「チェルシー」っていうコンビ。それが同時期ぐらいに解散して。

 

zoffy_saito で、僕は1年間芸人をやめたんです。やめて普通に働いてて。その間上田はピンとか色々やってたらしく。

 

zoffy_ueda でももうピンじゃ絶対できないと思ったんです。ただ養成所とか行ってないから、知り合いがいなくて。

 

zoffy_saito 僕も養成所行ってなくて、たまたま同じ劇場に立ってたみたいな。

 

──お互い解散する前から知り合いではあったんですね。

 

zoffy_ueda 別に社交性があるわけじゃないからどっか飲みに行って話聞くっていうのもそんなにできないし、もっと知名度があったら人に相談するとかもできたんでしょうけどそれもない。だからその劇場に出てるコンビに無理矢理入れてもらって、トリオでやったりとかしてました。その人たちが練習してるときに「もう1人入ったらいけそうじゃない?」みたいに言ったりして(笑)。

 

zoffy_saito シャシャッてる(笑)。

 

zoffy_ueda とかやってみたものの、あんまりだったからどうしようって。そんなとき人づたいに「もう芸人やめてるけど、俺(上田)だったら組む」みたいなことをサイトウが言ってたって聞いたんです。

 

zoffy_saito 前の相方のときにけっこう頑張ってやってたんですけど、もう全部ダメで。どっちもネタ書けないからずっとエチュードでやってたんですよ。公園で設定だけ決めて何時間も即興でやって、おもしろいところだけとってみたいな。すげーしんどいんですよそのネタの作り方。それで(上田が)ネタ書いてるって知ってたから、芸人やめたあと誰かに「上ちゃんならいいなあ」みたいなこと言ってたら、あるとき上田に「だったら……」と言われ。「俺なんにもやらないよ」って言いましたけどね(笑)。

 

zoffy_ueda もうごっつぁんゴールじゃないですかこっちからしたら。

 

──そうですね。

 

zoffy_ueda 好きって言ってくれてる人に告白しに行くみたいな。

 

──OKもらえるのわかってるから。

 

zoffy_ueda ここにシュート決めに行かないわけにはいかないって。

 

zoffy_saito 俺の前の相方と組ませてくれっていうことだと思ったんですよ。「話あるんだけど」って最初に誘われたとき。

 

──ご自身はお笑いやめられてたんですもんね。

 

zoffy_saito 前の相方はキャラあるし、おもしろいなと俺も思ってたんで。人見知りだし仲介かなと思って行ったら、「あ、俺なんだ」って(笑)。

 

zoffy_ueda そのとき酔っ払って何回も頭ひっぱたかれて。「これならいける!」って思ったんです(笑)。このツッコミなら……!こんなに叩くのなら……!って(笑)

 

──コントで頭ひっぱたくことあんまりないですけどね(笑)。

 

zoffy_saito なんならあんまりツッコまないよ(笑)。

 

──上田さんとしてもサイトウさんのことがいいなと思ってたんですか?

 

zoffy_ueda いいなっていうか、とにかくツッコミをすごい欲してたんですよ。いろんなコンビに加わったりしてみても、やっぱりツッコミっていうのはできないんですよ。だからツッコミに徹してくれる、俺がやりたいことを全部やらせてくれるっていう、その寛容さは絶対あるだろうなと思ったから。

 

zoffy_saito 書いてきたものを「やりたくねえ」ってあんまり言えないですよね。

 

zoffy_ueda そう、そこがいい性格だよね(笑)。自我が強い人だったらぶつかるじゃないですか。

 

zoffy_saito 基本俺はスベらなきゃいいと思ってるんで。

 

zoffy_ueda まあスベっちゃうこともあるけどね(笑)。

 

zoffy_saito あははは(笑)。

 

zoffy_ueda (サイトウは)書いたものをやってくれるから、まあそれはありがたいですね。

 

zoffy

 

「お前どこでスター気分やってんだ?」

 

──当時おふたりが立っていた劇場というのは浅草リトルシアターですよね。

 

zoffy_saito そうですね。リトルシアターはエントリーフィーがタダだし、1日に何回も舞台に立てるんです。

 

zoffy_ueda その代わり呼び込みはやるんですよ。

 

──寄席ってやつですね。

 

zoffy_ueda それで1日3、4回出て。

 

zoffy_saito 多いときは6回とか。

 

──お客さんの層は新宿のあたりと違いますか?

 

zoffy_ueda zoffy_saito 全然違います!

 

zoffy_saito たまに若い子も来ますけど、基本は観光客のお金に余裕のあるおじさまおばさまなので。

 

zoffy_ueda 中には酔っ払いのおじさまもいて。ホッピー通りがあるので昼間から飲んでるんですよね。だからネタに入ってくるというか。

 

zoffy_saito 俺がツッコむ前にツッコまれたり。

 

zoffy_ueda 学校のコントで「出席をとります」って言ったらもう「はーい」「はーい」って客席のあちこちから。

 

zoffy_saito 世界観が……(笑)。

 

zoffy_ueda 全然ありましたね。

 

──何がきっかけでほかのライブにも出るようになったんですか?

 

zoffy_ueda 三四郎の相田(周二)さんと飲んでたときに、「もう浅草だけ出てても意味ないでしょ」って言われて。今までは練習も兼ねて出てるって言ってたけど、いろいろと結果が出てきた今、「もっと上を目指すには」という話になったんです。

 

──3年連続でキングオブコントの準決勝に進んでますもんね。

 

zoffy_ueda そうですね(笑)。

 

──結成からパーフェクトで行けてるのはどうしてだと思います?

 

zoffy_saito それは俺もわからないからなあ。

 

zoffy_ueda 才能……あっ(質問とかぶる)。

 

──「才能」は拾っておきます(笑)。

 

zoffy_ueda 拾わないでください(笑)。

 

──でも本当にすごいことです。

 

zoffy_ueda いや一番びっくりしてますから俺が(笑)。浅草の小さな劇場のスターでしたもんね!

 

zoffy_saito 気分はよかったです(笑)。

 

zoffy_ueda それで怒られたんですよね、いろんな人に。「お前どこでスター気分やってんだ?」って(笑)。